ワークショップ
参加者 : ゆい・鈴木・関本・中大路・みやけを・アリ・里紗・多陽・高山・永井・藤本・大生・吉見・金親・吉田さん(一般参加)・小川さん(一般参加)
仕切り : 渕上純子
記録 : みやけをしんいち
2025年4月20日、和田岬会館とお別れしてはじめてのWSは、今までも時々お世話になっていた、ふたば学舎の講堂で。
(この「講堂」て書くためにふたば学舎のHP見ると、講堂の裏手にもいくつか部屋があって驚きました!)
この日はずーっと前から一度お呼びしたかった方、ふちがみとふなとの渕上純子さんをお迎えしました。
渕上さんは歌を唄う人で、いわゆるインプロヴァイザーではないのですが、何というか、そういう方面にも理解があるというか、
即興かどうかとかも越えて広い視野をお持ちの方だと思っていて、そんな人に来てもらいたくお声掛けし、めでたく今回来ていただきました。
渕上さんは以前に音遊びの会のライブも観てくれていて、わたしたちを立派なミュージシャンだと思ってくれていて、
そんなところにいわゆるインプロヴァイザーでない私が行っても、、と色々考えてくださり、結果?今回は以下のような感じとなりました。
まずはご挨拶と歌。
歌は鍵盤ハーモニカの両手弾きとともに。近くで聴いていたたいせいくんが笑顔で揺れていました。
糸電話をやってみましょう、という事で、糸電話を作るところからみんなでやりました。
出来上がっていくと自然にペアが出来てあちこちで「通話」が始ります。
最初はノーマルに1対1で。段々と発展していって、混線というか、口係複数、耳係一人という形式がヒット。
代わる代わる耳係にまわり、混沌とした混線具合を楽しみました。
混線具合は耳係にしか判らないので、口係は耳係の反応でどういうことになっているのか想像しながら声を出す、
というちょっと大人な愉しみ方を楽しみました。
途中休憩を挟んで、後半。
ふたば学舎の別のスペースで遊んでいたであろう小学生が見学に。
せっかくなのでマイクを渡し自己紹介をしてもらいました。
いわゆる「いちびり」の子ども達だったので、しょーもないクイズ等々が行われ(1+1は田んぼの田!を令和の今も健在だと知りました)、
インタビューというかマイクをまわしながら「何か一言」を言っていくマイクリレーみたいなものにまで発展しました。
これはそこそこ盛り上がりました。
小学生らの行いがぐだっとしていきたので、じゃあぼちぼち、ということでWS再開。
まず、ギターを抱え、糸電話に消極的だった高山くんにソロをお願いしました。
みんなで彼を囲み三角座りで待ちましたが、これもちょっと違ったみたいで今日はやってくれず。
まあそういう日もあるわね、と、これも渕上さん発案の建物内の散歩に。
高山くんは散歩も気が乗らないみたいで講堂に残りました。まあそういう日もあるわね。
コロナカ以来、何度も使わせてもらっているふたば学舎ですが、いつも講堂でWSする、という本来の目的以外で何かするということが
ありませんでした。なのでこの散歩はとても新鮮。
色んな部屋があり、色んな人が色んな目的で使っているのですが、渕上さんや誰かがガイドすることもなく、
ただそれぞれがそれぞれにうろうろと徘徊。いや、散歩しました。
ある程度の時間でみんなが講堂に戻り、散歩で見たもの、感じたものを発表とかもせず、それぞれが近くの人に
「あんなんあったんやね」「あんな事してはる人らもいるんやね」等を話して散歩は終了。
最後に再び、混沌混線糸電話の拡大版をワイワイと。口係も耳係もみんな盛り上がって終了となりました。
誰と誰のセッションとか、ビッグバンドもなく、楽器っぽい楽器も出さずのWSは滅多にないので新鮮でしたね。
お声掛けし、打ち合わせしている時の渕上さんから「仕切る」というのはちょっと、、というようなニュアンスのお話しが
あったんですが、実際来られても、そういう仕切ってる感じがなく、でもやってみようかな、
と思っていることを何気にやって帰られました。
最後の方に「次は音かな」と呟いてはったような気がしたので、またの機会を楽しみにしたいと思います。
渕上さん、ありがとうございました!
いつもと違う感じを楽しんでくれたメンバーにも感謝!
渕上さん感想より
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進行係として誘ってもらったのですが、こちらに出来ることを一緒にやってもらうしか思いつかず、家にあった紙コップとタコ糸、つまようじを持参して糸電話、そのあと「ふたば学舎」を一階から三階までお散歩しました。
途中、いつも使ってるけど今日は使わないと置いてたワイヤレスマイクがみんなに廻った時間がありました。渡された人が好きなだけ好きなように持って使って、自然に全員に廻ってゆきます。会の活動のつみかさねをみたように思いました。
また機会があったら、今度は一緒に演奏してみたいです。
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更新日 : 2025.04.20