ワークショップ
参加者
しおり・あや・りさ・ゆうた・ゆうごう・ゆり・つぐみ・おりと・ゆか・ももか・たいせい・吉見・ゆい・江崎・千丁・関本・中大路・アリ・渡瀬
記録 江崎
久しぶりの音遊びの会のワークショップでした。佐久間さんは10数年ぶりとか。 前半はゆいさんの提案で即興が自然発生する場を目指してみました。
楽器配置は前回の岩下さんの演者がぐるりと円形を作る形。もう既に数人が演奏している状況。普段はここから「はい、はじめまーす。(みんな演奏やめる)今日は佐久間さんがゲストでーす」などとやるの今回は無し。 佐久間さんが気がついたらスタートしていて、江崎もスタートでいたずら的なワークショップ開始。
しおりちゃんの木琴のループのサウンドが素晴らしい。おや、なんか円の中で2人がやってるぞ、と参加したい人はだんだんと自然に入ってきた。入らない人は私は入らないと入らない。 中盤から後半ゆいさんの働きかけもあったのかなあ、もっと入ってきてしかもダンスしたりしてる! 佐久間さんがりさちゃんと対面で踊っている時に佐久間さんの背後にしおりちゃんがスーと来て、同じような形で舞う。後ろのしおりちゃんには佐久間さんは気がついてないままこの場面が続いて、ここが個人的にはお気に入りとなりました。
などなどもう色々とあり50分程経ってキリの良い所での佐久間さんのオーケーという声かけで終了でした。(最初は20分ぐらいやりましょうていってたような、けど終わらせたくなくて、言葉なくてもその共有が佐久間さんには勿論皆んなにもだんだんとあったかなあ。佐久間さんが長い集団即興に慣れてるその時間の感覚もあったかな。)
殆どなんの指示もなく自然発生的な場というのも、結成の当初や、短い休憩時間ではあるけど、50分という長さのは珍しかったのではないでしょうか。 途中から入ってきたアリ君もこんな事出来るんやーと驚いてました。 次またやったらどうなるのか見てみたい50分の試みでした。 佐久間さんのメンバーみんなへのささやかな動き働きかけも大きかったように思います。
後半は小編成。 どれも良かった。中でも久しぶりのつぐみちゃんの音数が本当に少なくも迫力ある演奏と佐久間さんの舞のデュオは最高に素晴らしかったです。 そしてゲリラ的に入る佑豪んくんや大生くんやりさちゃん達にもさりげなく(も大胆に)関係を持つ佐久間さんの動きのおかげで全体に、いつも以上の一体感のある場が生まれていました。
けど今回フューチャー出来なかった人出番少なかった人、出ちゃったなあ、そこはごめんなさい、そして見たかった。
別の所でも書いたのですが、所謂知的障害を持つメンバーの音や振る舞いの強靭さや優しさや説得力は彼ら彼女らが幼い頃から、ああ周りとは違うなあ、同じようには出来ないなあとか、したくないなあと、自分自身のやりようでの、日々の越し方、人との関わり方、楽しみ方、をずっと模索してそうして出て来たものだと感じています。
そして音楽家やダンサー、美術家などの人たちも(ホントは)同じ事で、(いや生活に迄徹底する人は多くはないかなあ。いやいやそういう人も居られます。) 知らないものを見たくて、他の人達と同じようにしたくなくて、か出来なくて、他にない事、今迄と違う何かを、などとどうしよも無く出てしまう。そういう毎日があって、例えばこの日のような”自由な場”でのハハハと笑い驚く楽しさがあるんだよなあ。と我のまだまだ加減をははーんと思い知らされつつも音遊びの会、やー凄いなとしみじみ。良い帰り道となりました。
そうだ、大生くん、最近楽器叩くしボイスもやってて秋に共演した時それを初体験してなんと!と痺れたんですが、再体験!もりまゆさんによると寝言でもボイスしてたらしい。 そういう事ですね。
また佐久間さんと一緒の音遊びの会、見たいなあ。
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更新日 : 2025.02.09