ワークショップ
WSの前日2/24、旧グッゲンハイム邸にて、「DAODUO x OTOASOBI 5」というライブイベントが開催されました。
2019年、神戸市中央卸売市場で行われた現代アーティスト、やなぎみわの作品、野外劇「日輪の翼」の楽隊、死のう団の2人、JanMah(ヤンマー・guitar)× 荒井康太(ドラム)が、「日輪の翼」で共演した、音遊びの会のメンバーとのセッション。
出演は、たまたまDAODUOの並びを眺めながら遊びで付けたユニット名、OTOASOBI 5(「音遊びの会」より):有働綾子、後藤佑太、富阪友里、永井崇文、藤本優、これからも出演者の人数で数字だけ変更しながらユニット名として継続できそう。文字の並びがYOASOBIみたいでかっこいい(笑)
前日のライブも、どのセッションも久しぶりのスリリリングな展開で満喫したのですが、2日連続というのも功を奏して、WS当日もすでに円熟なパフォーマンスの数々。完全に前半後半2セットのライブでした。観客入れて入れて観せることもできる完成度。DAODUOの2人も「このままツアーに出たい」(笑)と言ってました。
全セットを通じて、ヤンマーさん:エレキベース+荒井さん:ドラム&パーカッションの2人に+音遊びの会のメンバーがゲストに加わるという、サード・パーソン方式(Third Person という伝説のユニットがある。最近、内橋和久+Sam Bennetでリバイバル)
全編通じて
ヤンマーさん:エレキベース+荒井さん:ドラム&パーカッション
+ 表記のメンバー
① BIG BAND
② +高山:テンプルブロック
どこかの部族の音楽ような、小気味良い洗練された民族音楽。荒井:鉄琴・コンガ
③ +吉見:ヴォイス・エレキギター
完成度高い!目が覚めるような音楽|ボアダムス!熟練ユニットみたい|スピード感
④ +ゆか:ドラム、ゆり:ティンバレス ゆうた:CASIO
⑤ +おりと:ティンバレス
⑥ +永井:ドラム 荒井:エレキカリンバ|おしゃれ&グルービー
⑦ +藤本:トロンボーン・うた「見上げてごらん夜空の星を」「落葉松」
ヤンマー・荒井=ツインドラム りさちゃん「存在」GOOD
〈休憩〉
2部は編成大きめ
⑧ ゆり:木琴|高山:ドラム|永井:ドラム|DAODUO:ティンバレス|渡瀬:E.BASS
⑨ 荒井康太のミニティンバレス講座
⑩ + りさ:ヴォイス、大生:プチプチ
〜+永井+高山+藤本+ゆうた+渡瀬+ゆか+りさ+おりと〜いつの間にか全員
大団円=終わりかと思ったら=エピローグ
⑪ +吉見TP 永井ドラム
ヤンマー|2024/2/25|WS感想
私と荒井康太のDUO に音遊びの会から1人ずつの組み合わせは実に音楽的な物だと思いました。
集団演奏も混沌としつつも一人一人の個性が猛然と立ち上がり、まるでチューニングの違うラジオから発する音(音楽やおしゃべり)の世界でした。
これは私の実験、目論みにある非音楽的な音からの音楽、逆に音楽から単なる音へ、また、個人的な世界が集団演奏の中で共有されて行くさまを見れた貴重な実験体験でした。
私が、ベースを選び演奏したのは、その場にいる演者と親御さんと私達を結ぶ上で選びました。
アリさんの管が入り、和田岬の小さなオーケストラが展開されたなー♪と思いました。
和田岬雨漏りオーケストラ
最高の時間でした。
荒井康太|2024/2/25|WS感想
音遊びのみなさんは自分にしか聴こえていないヒミツの音楽を心やカラダに秘めていて、楽器を触ったり歌ったりした時にそれが表に現れてきて、その音楽はまた誰かのヒミツの音楽と混ざり合っていく。
今感じる世界に素直になって音を出すという行為であるだけではなく、一人一人の心の中に存在する、丁寧にカタチ創られた魅力的な曲のようなものを聴いているような。彼らの音を聴くと、とてもあたたかい気持ちになります。
一緒に音が出せて、一緒にヒミツの音楽を共有できて、とても嬉しかったです。
この事業は令和5年度神戸市地域課題に取り組むNPO等補助金を受けて実施しています
更新日 : 2024.02.25