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そんなにジロジロ見ないでくれ in金沢

この公演は既に終了しております

開催日
2022年 10月29日(土)・ 30日(日)
開催場所
金沢アートグミ(石川県金沢市)

2022年10月29日(土)(DAY1)open 16:30 start 17:00
「いまどうしてる」

2022年10月30日(日)(DAY2)open 14:00 start 14:30
「なんか踊りますか?」

前売・一般 ¥2,500 前売・学生 ¥2,000
※当日券 各500円増
介助者・小学生以下 無料
2日間通し券 ¥4,000 ※前売一般のみ
前売予約予約フォームからご予約ください。

会場金沢アートグミ
石川県金沢市青草町88番地 北國銀行武蔵ヶ辻支店3階
TEL 076-225-7780

アクセス:JR金沢駅より徒歩12分、車で4分
近江町いちば館立体駐車場3階入口よりすぐ

神戸の至宝、結成17年、伸びやかに音楽を続け、その音楽性は驚きと感嘆、時には笑いをもって迎えられる「音遊びの会」。なかむらくるみがいざなう身体表現へのネクストステージ。
思えば2021年の音遊びの会は、ダンスへの欲求と伏線に溢れていた。コロナ禍の2021年3月にいとうせいこうとのコラボレーションで行われた公演、KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭『音、京都、おっとっと、せいこうと』ではダンスホールなディスコ的展開、踊りの自己紹介なんてものもあり、それは爆笑を呼ぶ場面も多かったが、痺れる踊りは感嘆とともに迎えられた。そして、4〜7月に東京都渋谷公園通りギャラリーが展開するパフォーマンスシリーズ「RAW02」は、振付家山下残とのワークショップのプロセス自体を作品化した実験的で野心的作品。さらに、2022年初頭には、大阪中之島美術館の開館記念映像作『PASSAGE』を美術家のやなぎみわ、映像作家の野田亮、ダンサーの小㞍健太、神戸野田高校ダンス部と共に作り上げた。
意識してなのか、求められてなのか、身体表現の比率が高くなっていた「音遊びの会」。これら近年の意欲的な活動は継続的に協働する映像作家・野田により記録され、2022年秋現在、ドキュメンタリー映画『音の行方』として公開中。
今回タッグを組むダンスアーティスト・なかむらくるみ、映像作家・野田亮と共に、予定調和を許さないその表現手段で音遊びの会は、今度は何を魅せてくれるのか。

■ なかむら くるみ Kurumi Nakamura|ダンスアーティスト・カラダ媒介人
ソコニダンス by KURUMI NAKAMURA主宰。石川県金沢市生まれ。2007年文化庁新進芸術家海外留学派遣研修員として英国Rambert School of Ballet and Contemporary DanceにてDiploma取得。帰国後、石川県内複数の福祉施設においてニーズに寄り添いながら身体と心で表現できる場づくりを継続的に行う。また、国内外の美術博物館や教育機関においてワークショップを展開しながら、社会を生きるさまざまな人の身体の美しさに魅了され、ダンスを介して美しさを社会に魅せる作品を制作し発表している。2018年イタリアにてDance Well Teachers Courseを修了し、パーキンソン病と共に生きる方々を含む市民のために開かれたダンスの場「ダンス・ウェルクラス」を実施。

■ 音遊びの会 |The Otoasobi Project
2005年結成、知的な障害のある人、音楽家、音楽療法家らメンバー総数50名に及ぶ音楽プロジェクト。即興演奏を通じて音楽や福祉のあり方を模索しながら、ワークショップやコンサート等様々な活動を重ねている。17年経った現在も月2回のワークショップを地元、神戸にて継続中そして進化中。関西を中心に、北海道、東京、水戸、島根、山口、宮崎、など遠征公演も多数。2013年9月に行った初のイギリスツアーの模様がNHKでドキュメンタリー番組として放送される。2021年11月、大友良英プロデュースによる待望のスタジオ録音アルバム『OTO』リリース。映像作家、野田亮によるドキュメンタリー映画『音の行方』が2022年秋より上映開始。予定調和を許さないその音楽性は、見るものを釘付けにする。

■ 野田 亮 Ryo Noda |総合演出
日本の美意識や文化に回帰しながらも、新たな価値の発見や表現の創造を模索、実験しながら映像制作を行っている。国や地域が抱える社会問題やマイノリティとマジョリティの関係性などへの関心も深い。やまなみ工房ドキュメンタリー映像作品『地蔵とリビドー』フィラデルフィア・アジアン・アメリカン映画祭2018正式招待作品(撮影・編集)映像作品『PASSAGE』(大阪中之島美術館)(美術家 やなぎみわと共同ディレクション)音遊びの会ドキュメンタリー映画『音の行方』(撮影・編集・監督)などに携わる。なかむらくるみとはこれまでに、『TDN of TDP(Three different nights of Three different persons)~3人の異なる人たちの、3つの異なる夜』、ダンスドキュメンタリー映像作品『なやみの種』を共作している。

作品の制作は、音遊びの会の本拠地である神戸で行われた。金沢在住のなかむらくるみは、森山未來の呼びかけで2022年に開始したArtist in Residence KOBE/AiRKの受け入れアーティストとして神戸に滞在。7月にデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)にて7月に音遊びの会のメンバーと共に制作を行い、7月30日のKIITOでの公開ワークショップを経て、9月にアートシアターdBにて神戸公演を実施。10月の金沢公演は神戸での活動の延長線上にある。さらにお互いの関係が進化した姿をご覧あれ。

【出演メンバー】
29(土)
飯山ゆい・稲田誠・金澤里紗・黒岩可奈・後藤佑太・関本彩子・富阪友里・西谷充史・三好祐佳・宮﨑百々花・森本アリ・吉見理治・若林金親
30(日)
飯山ゆい・稲田誠・坂口智基・新内佑豪・高山優大・中大路恵美子・永井崇文・西茜音・森大生・森本アリ・吉見理治・渡瀬みわ

主催:音遊びの会

協力:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)/Artist in Residence KOBE (AiRK)/NPO法人DANCE BOX/神戸市まちなかアート補助事業/ソコニダンス/APARTMENT FILM/認定NPO法人アートグミ
助成:神戸まちなかアート補助対象事業
問い合わせ:音遊びの会
MAIL:otoasobinokai@gmail.com
WEB :http://otoasobi.main.jp/

ご来場者アンケートより
【印象に残った場面】
●全て!初、音遊びの会でした!
●盛り上げ隊長の高山くんがソロの時にエレキをつま弾きながらエモーショナルな歌をうたった場面。
●もくもくとシンプルに太鼓をたたく姿。カーテンの外をのぞく。明かりの量。
短い演奏からダンスからの自己紹介の名前を言うときのギャップ。

【その他、感想】
●まるで映画音楽を聴いているかのような、まとまっていないようでまとまっている。
各々が自由に音を出しているようで、でも実は呼応しあっててるかのようだった。
なかむらさんとのコミュニケーションも通じているようで通じていない?通じていないようで通じている?最高でした!ありがとうございました。
●一緒に参加したくなった。自分がはずかしくなった。個々の豊かさに嬉しくなった。一曲毎、パフォーマンス毎の区切りがちょうど良い。アイデアやイマジネーションをたくさんもらった。
●とても感動いたしました。まるでキラキラと光がおどっているようでした。涙が自然と流れ、胸がいっぱいになりました。音遊びの会の みなさんののびのびと、ご本人そのままでいて、おどり、演奏している。そして、あるがままを受けとめてくれる、待っててくれる やさしい世界。みなさんの奏でる音楽とおどりは、いのちが輝いてて、カッコよくて、素晴らしかったです!私も一緒にステージで踊りたくなりました♪ステキな世界を見せてくださって、ありがとうございました!私もこんな風に生きたいと思いました。これからも楽しみにしております

 

 

更新日 : 2022.10.29

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