イベント
英国の前衛ロック・バンド Henry Cow の創立メンバー、ティム・ホジキンソンと、日本アヴァン・パンクの先駆者カムラアツコが、アナーキスト管野スガの短歌を題材とした新作を携えて来日。日本の第一線のミュージシャンと共に即興と 楽曲が融合した唯一無二の音楽世界を展開する。
出演
Tim Hodgkinson (ラップ・スティール・ギター、クラリネット,エレクロトロニクス)
カムラアツコ(ボーカル+FX, シンセ)
Haco (ボーカル・エレクトロニクス)
音遊びの会
河端一(ギター)
日時:2026年6月4日 (木) open 19:00 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸 神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 4,000円 当日 4,500円 U-25 2,500円
主催:Suga J Tour Org
共催:塩屋音楽会
ご予約:フォームにてお申し込みください
お問い合わせ:旧グッゲンハイム邸
TEL : 078-220-3924
E-mail : guggenheim2007@gmail.com

Tim Hodgkinson ティム・ホジキンソン(ラップ・スティール・ギター、クラリネット,エレクロトロニクス)
1968年にフレッド・フリスと結成したイギリスのアヴァンギャルド・ロック・グループのヘンリー・カウのコア・メンバー。現在は、現代音楽の作曲を中心に、即興演奏者として演奏を中心に活動。シベリアのシャーマニズ研究の著書がある文化人類学者。ヘンリー・カウの解体後は、数多くのバンドやプロジェクトに参加。代表的なのものは、80年代には、ポストパンク・バンド、The Work。90年代には、シベリア、トゥヴァ共和国出身のシャーマニズム・ミュージシャンであるゲンドス・チャムジリンと英国のケン・ハイダーとのトリオ, K-Space。現在も活動中のインテンスなロックとフリー・ジャズ、即興演奏をブレンドされたバンド、Konk Packは、英国のドラマー、ロジャー・ターナーとシンセサイザーのトーマス・レーンとのトリオ。即興演奏家として、フレッド・フリス、クリス・カトラーをはじめ、トム・コラ、ジョン・ゾーン、エヴァン・パーカー他、数多くのミュージシャンと長年にわたって共演している。現代音楽の作曲では、イアンク・ドゥミトレスクとの出会いから、さらに実験的手法を取り入れ、伝統的なオーケストラ、ライブ楽器とサンプリング、MIDI音源を組み合わせ、Modeレーベルからの「Sketch of Now」「Onsets」をはじめ、多数のアルバムを発表している。最新作、37句の俳句の楽曲集「Haiku In The Wide World」がReR, EMrecordからリリースされた。

Atsuko Kamura カムラアツコ(ボーカル+FX, シンセ)
ロンドン在住のミュージシャン、ボーカリスト。80年代、フェミニスト・パンクの創始者、水玉消防団のメンバー。その後、即興、実験音楽を中心にしたハネムーズにて、海外ツアーを開始。渡英後、90年代は、ロンドンのポップグループ、フランクチキンズに参加。英国をはじめ、US, USSR, EU、オーストラリア等のツアー。即興では、エディ・プレボストをはじめとする英国の即興家との共演。無声映画の音楽制作や前衛弁士として映画フェス参加。最新のプロジェクト、Kamura Obscuraでは、あらゆるボーカルの可能性を、実験的エレクトロニクスに織り込み、不可思議な音世界を提示。また、ティム・ホジキンソンとの俳句・短歌を題材にした楽曲の共同制作している。

Makoto Kawabata 河端一(ギター)
欧米にて絶大な支持を受けるサイケデリックロックバンド「Acid Mothers Temple」を率い、その轟音超高速ギタリストとして認知される一方、ソロ活動に於いては、弓弾きやグリッサンドギター等を駆使し、ギタードローンの開祖としても広く知られる。1978年に自作楽器と電子音による作品を制作発表以来、様々なユニットを結成し、世界中より膨大な数の作品をリリース、また欧米を中心に精力的にツアーも行い、その活動の全貌把握は困難を極める。2019年よりモジュラーシンセサイザーを駆使し、自身のキャリアの原点回帰とも言える電子音楽演奏も開始。2020年からアコースティックギターによるソロ活動も開始。

HACO(エレクトロニクス, ヴォーカル)
ヴォーカリスト、作曲家、エレクトロニクス奏者。80年代に音響芸術を学び、After Dinnerを結成すると共に作品が国際的に評価される。近年、声と有機的なエレクトロニクス手法をむすびつけた独自のパフォーマンスを展開。その透明感のある歌声と音響技術の融合により実験的ポップ感覚をつめこんだ楽曲が支持され、世界中にファンをもつ。これまでにソロやHoahio等の作品リリース多数。作風は各プロジェクトで分けられており、歌もの、サウンドアート、即興、環境音採集など多岐にわたる。2026年には、ヴォーカル録音で参加したアルゼンチン重鎮ギタリストFernando Kabusackiによるアルバム「The Legendary Landscapes」がCDで世界リリースされた。

音遊びの会 The Otoasobi Project
2005年神戸にて結成、知的な障害のある人たちを含むアーティスト大集団。音楽や福祉のあり方を模索しながら、即興演奏のワークショップや公演を各地で多数行っている。2006年:CD『音の城/音の海』、2009年:映画『音の城♪音の海―SOUND to MUSIC―』、2012年:DVD『osumo サウンドレスラー』、2021年:大友良英プロデュースによるスタジオ録音CDアルバム『OTO』、2022年:映画『音の行方』、2025年初の書籍『即興がつなぐ未来 音楽と社会の狭間でおっとっと』を岩波書店より上梓。
更新日 : 2026.05.22