音の玉手箱のような楽しいライブ。さて何が飛び出すか!
レクチャー 若尾裕 「即興音楽の可能性・障害者の表現と即興演奏」
ライブ 口八丁 / popo / 音遊びの会
- 若尾裕
- 作曲家、即興音楽家(ピアニスト)。神戸大学発達科学部教授。即興演奏、音楽療法、サウンドスケープなどの領域を結びつけ、コミュニティー音楽療法など新しい音楽療法の可能性を探求している。「音と遊ぶ」フェスティバル主宰。主な著書に「音楽療法のための即興演奏ハンドブック」(音楽之友社)、「奏でることの力」(春秋社)、「音楽療法を考える」(音楽之友社)、CDにジョエル・レアンドルとの「千変万歌」(メゾスティクス)等。
- 口八丁
- 牧歌的ローファイ電子デュオ。チューバ奏者である高岡と妙な楽器専門のアリが、2人共電子楽器、2人共サンプラー、2人共管楽器、ついでに家庭電化製品まで操る原子と電子が原始的・有機的に分解→融合→発熱。いい加減なのに不思議なまとまりを持つ、まさに口八丁手八丁なユニット。 森本アリ(口琴,gameboy,tp,掃除機,toys,etc) 高岡大祐(口琴,low-bit sampler,baritonhorn,toys,etc)
- popo
- 2004年大原裕追悼の集いに参加した際に3人でSightsの曲を演奏したのがきっかけとなりスタート。詩的で心揺らぐチェンバー・ロックステディバンド。この夏compare notesより1stアルバム「kibito」がリリースされた。 山本信記(trumpet,synth) 江崎將史(trumpet,recorder) 喜多村朋太(organ)
- 音遊びの会
- 2005年9月、即興演奏を得意とする音楽家、知的に障害のある人、音楽療法家が、神戸大学音楽棟に集まった。共に即興演奏を行うことにより、新しい音楽表現の地平を開拓しようとワークショップを重ね、今までに「音の城」「音の海」「音の公園」という3回の公演を行う。「音の城」では、神戸の山の手にある古い洋館、旧乾邸で、客間、廊下、庭など様々なところを用いて音楽を生み出した。 「音の海」は、神戸港に浮かぶ人工島にあるジーベックホールで行われ、フェスティバルのように27演目ものアンサンブルを披露。そして「音の公園」は東京のオリンピックセンターで、風船が飛び交うにぎやかなステージを披露した。メンバーは年齢も職業も多種多様。とにかく舞台が好き、新しいことが好き。お母さん、お父さんたちのパワーもすごい。共演ミュージシャンは千野秀一、大友良英、片岡祐介、林加奈など。 公演時の録音をもとに、「音の城/音の海」というCDも発売されている。
更新日 : 2007.03.25