2025 3/31(月)open 19:00 start 19:30
「音遊びの会」活動20周年記念企画 vol.1
音遊びの会 × 大友良英
神戸・塩屋・ 旧グッゲンハイム邸
神戸市垂水区塩屋町3-5-17
TEL:078-220-3924
E-mail:guggenheim2007@gmail.com
予約はこちら
https://forms.gle/VyEvubKdLKfF1MDK6
予約 ¥2800 当日 ¥3000
シニア|U-25 ¥2000
介助者・中学生以下 無料
フード出店 六甲山系ピカソ
大友さんは2005年の活動の黎明期からの伴走者です。はじまりは「音の城」「音の海」という2つの公演に向けてのワークショップ。互いがそれまで接することのなかった相手を前に、どうコミュニケーションを取るのか?、はたまた音楽とは何なのか?などさまざまな問いを胸に、共演、実験、遊びを繰り返しました。さらに多くの食事と対話の時間を重ねることで、会の活動はいつしか参加者にとってかけがえのないものになりました。2017年には結成時から活動場所としていた神戸大学発達科学部音楽棟から、神戸市兵庫区、和田岬にその拠点を移しました。現在、新たな活動の場を模索中です。2025年、20周年の新しい門出に大友さんとがっつり共演ができる喜びをみなさまと分かち合いたいと思います。
音遊びの会の舞台には「なんでもあり」と「ありのまま」が溢れています。演奏は基本的に即興で行われますが、そのスタイルは千差万別。メンバー同士や、ゲストアーティストとの出会いのなかで、独自の演目や他に類を見ないユニットが幾つも生み出されました。私たちの一貫したテーマは、ひとりひとりの存在と表現に焦点を当てることです。その時その場で立ち上がる音や表現は、予測不可能な驚きを秘めながらも揺るぎのない必然性を感じさせます。それぞれの命を生きるのと同じく、いきいきとした音や表現をこれからも広く共有していきたいと考えています。
大友良英 音楽家
ギタリスト/ターンテーブル奏者/作曲家/
映画音楽家/プロデューサー
1959年横浜生れ。十代を福島市で過ごす。常に同時進行かつインディペンデントに即興演奏やノイズ的な作品からポップスに至るまで多種多様な音楽をつくり続け、その活動範囲は世界中におよぶ。映画音楽家としても数多くの映像作品の音楽を手がけ、その数は100作品を超える。
2008年YCAMでの展示を切っ掛けに「アンサンブルズ」の名のもとさまざまな人たちとのコラボレーションを軸に展示する音楽作品や特殊形態のコンサートを手がけると同時に、障害のある子どもたちとの音楽ワークショップや一般参加型のプロジェクトにも力をいれ、2011年の東日本大震災を受け福島で様々な領域で活動をする人々とともにプロジェクトFUKUSHIMA!を立ち上げるなど、音楽におさまらない活動でも注目される。
2012年、プロジェクトFUKUSHIMA! の活動で芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門を受賞、2013年には「あまちゃん」の音楽他多岐にわたる活動で東京ドラマアウォード特別賞、レコード大賞作曲賞他数多くの賞を受賞している。
2014年よりアンサンブルズ・アジアのディレクターとしてアジア各国の音楽家のネットワークづくりに奔走。2017年札幌国際芸術祭の芸術監督。2019年NHK大河ドラマ「いだてん」の音楽を担当。また福島市を代表する夏祭り「わらじまつり」改革のディレクターも務めた。
音遊びの会|The Otoasobi Project
2005年結成、知的な障害のある人、音楽家、美術家、ダンサー、福祉従事者ら総数50名による音楽プロジェクト。
即興演奏を通じて音楽や福祉のあり方を模索しながら、ワークショップやコンサート等様々な活動を重ねている。
17年経った現在も月2回のワークショップを地元、神戸にて継続中そして進化中。
関西を中心に、北海道、東京、水戸、島根、山口、宮崎、など遠征公演も多数。
2013年に行った初のイギリスツアーの様子がNHKでドキュメンタリー番組として放送される。
2021年11月、大友良英プロデュースによる待望のスタジオ録音アルバム『OTO』リリース。
2022年ドキュメンタリー映画「音の行方」公開。2025年には結成20周年を迎える。